門派紹介

東海龍宮

特徴

範囲法術攻撃

門派紹介

龍の魂をその身に宿し戦いに身を委ねる門派。大いなる龍の力に目覚めた時、広範囲の攻撃が敵を喰らう。

敖仁傑

龍王と人間の間で生まれた敖仁傑。人間との間で生まれたため、その体質はほかの兄弟より劣っていたが法術の才能だけは龍宮で一番と言われてきた。しかし、完璧主義の性格を持つ敖仁傑は肉体と法術でほかの兄弟を超え、最強になろうと決心し、肉体と法術訓練のために一人で修行の旅にでる事となる。

玲瓏

玲瓏は敖広が一番可愛がっている娘。小さい頃から父親によって強制的に法術の修行を受けた。しかし法術にはまったくの無関心で、いつも悪戯ばかりが目立つ女の子だった。ある日、こっそり長安城に入り、いつも通り遊んでいた。ちょうどその時、牛魔王が妖怪を率いて長安城に攻めてきた。危機一髪の事態が発生し住民は恐怖に怯えていた。その時、一人の勇士が現れ、長槍を使い妖怪の猛攻を一人で打ち返したのである。その勇士の登場で住民たちは長安主城へ逃げ込み、牛魔王の攻撃から逃れたのである。一人で牛魔王を撃退した英雄に魅了された玲瓏が龍宮に戻り、法術の重要性に目覚め始めた。龍王にお願いして日々法術の修行に励み、己の武器として長槍を選んだ。

大唐官府

門派特徴

物理単体攻撃

門派紹介

己の肉体と精神を極限まで鍛え戦場を蹂躙する門派。体力が減少した際に発動する力は大地を揺るがす。

慕容雪

慕容家の三女、上には2人の兄がいる。父親の慕容天は唐王と生死を共にした武将。玄武門の戦いで手柄をあげた人物で今は御林軍の統領。母親は慕容雪が10歳の時に病死している。その後、唐王が慕容天に新しい女を紹介しようとしたが、幾度に渡り慕容天は断ってきた。時が流れ、慕容雪も立派な女に成長した。その美貌は病死した母親に酷似していたため、慕容天は娘を見るたびに病死した妻を思い出す。慕容天はその娘に自ら宝剣を鋳造し、彼女へ授けた。自分の一生の武芸を伝授することにした。しかし、この行為は2人の兄の不満を買うことになった。慕容雪は元々、動物が好きで武芸には興味がなかったが父親の影響で武芸を習い始め、賢く武芸の才能に恵まれていた慕容雪はすぐさま御林軍の同門を超え、大きく成長した。

殺破狼

殺破狼が6歳の年、牛魔王が妖怪を率いて長安城を襲撃した。殺破狼の母親と父親は殺破狼を保護するため、牛魔王に迎え撃とうとしたが力が及ばず大けがをして死にかけていた。その時、慕容天が率いる援軍が到着し、牛魔王を撃退したのである。その後、殺破狼の父と母は怪我が悪化し、子供を残して他界。慕容天は家族を失った殺破狼を自分が育てることにした。慕容天の指導の元で殺破狼は年々著しい成長を遂げていた。殺破狼が30歳になった頃には御林軍の立派な猛将に成長していた。

幽冥地府門派

門派特徴

隠密、暗器使い

門派紹介

闇と共に行動し敵を穿く門派。猛毒を使いこなし敵の生命を冥界へと誘う姿は暗殺者として畏怖される。

荊若離

貧困な家庭で女の子として生まれ、すぐお金持ちの官人に売られる。そのお金持ちは裏で刺客組織を育成し、政治に関わる軍事上の暗殺行動を行なっていた。刺客組織の中での交流は禁止されていた。小さい頃から刺客組織の中で育った荊若離は人との交流がなく、1つの命令執行の道具にすぎなかった。20歳になった年、一人の書生の暗殺命令を受けた。しかし、その書生に付けていた面紗をめくられ、美しいと言われたのである。その書生の死ぬ前に言った言葉に悩まされながら、だれにも相談できず30歳を迎えた。しかし、30歳になった年、任務執行中に相手によって殺され、地府に入った。地府に入っても自分が殺した書生のことを忘れられない荊若離はあの書生にもう一度会えるように毎日願っていた。その後、閻儸王の弟子となり地府と人間界を行き来してもう100年が経っていた。果たしてあの書生に会える日がくるのだろうか…。

阿修羅

阿修羅、本名は羅明。蓮と言う恋人と幸せな日々を送っていた。しかし、2人の新婚の夜、大唐官府の人に襲撃され羅明が殺された。その後、地府に入った羅明の死に対する恨みがますます強くなっていく。地府の閻儸王はその怨気を抑えるため、羅明の左手の鉄の輪に怨気を封じ込んだ。そして羅明を門派の弟子として受け入れ、阿修羅と命名した。

長年、地府での苦難の生活と修行によって羅明の昔の記憶がほとんど消えてしまった。しかし、復讐と恋人との記憶は未だに残っていたのである。

復讐に対する強い信念を持ち、羅明は修行で著しい成長を遂げていた。ある日、復讐を誓う羅明にチャンスが訪れる。八寒地獄の八大臣が人間界に行って行方不明になった弟子を探すため、精鋭弟子を率いて人界に向かうことになった。これで阿修羅は死後初めての人間界に戻ることとなった。

方寸山

門派特徴

単体法術攻撃

門派紹介

古の知識を駆使して戦う門派。敵単体に強力な魔法ダメージを与える。また属性集中力を高めることでより強力な力を発動する。

南宮羽

南宮羽の前世は二郎神の天将。勇猛で兵書を熟知しており、数々の妖怪を退治して多くの戦績を残した。しかし、その戦績は徐々に周囲からの嫉妬を買うこととなる。5百年前、孫悟空を捕まえるために10万の天軍を率いて花果山に向かったが孫悟空に敵わず敗北して戻ってきた。激怒した玉皇大帝に対して南宮羽は自分の無能を認め、処罰を受けることになる。自ら天界の身分を捨て、人間界に戻り修行を積むことにしたのであった。各地を歩き回り、やっと孫悟空の師匠の居場所-雲台方寸山の三星洞にたどり着いた。南宮羽の才能が菩提祖師に認められ、弟子入りする。菩提祖師から様々な法術を伝授され、斜月の星と呼ばれるようになった。

紫萱

紫軒原は紫青宝剣の剣霊。剣が破壊され霊気がどんどん消散しているところを菩提祖師に発見され、菩提祖師の宝剣によって再び生き返った。その後、菩提祖師と一緒に妖魔を退治しながら霊気が徐々に回復し、肉身に幻化することができた。方寸山の唯一の女子弟子として修行に励んだ結果、師門で1番と言われるほどの実力が身についた。長年、閉鎖されたところで修行を積んだため、ほかの弟子とは面識がほとんどなく、孫悟空が弟子入りした時も会ったことがない。

盤糸洞

門派特徴

封印、魔法攻撃軽減

門派紹介

幻の力にて戦場を支配する門派。その力は相手の精神すらも支配し敵の行動を封印する。

狐不帰

狐不帰の母は千年の修行を積んだ妖怪。人の形になる直前に危難に合ったが狐不帰の父によって救われた。修行を積み人の形になってから恩返しするため、狐不帰の父と結婚し、狐不帰が生まれたのである。しかし、幸せの日々は長く続かなかった。狐不帰の母の美貌に一目惚れした朝廷の官員が狐不帰の父親に暴行し、自分との結婚を強要したのである。その後、狐不帰の父は怪我が元で病死し、狐不帰の母は3歳になったばかりの狐不帰を盤糸大仙のところへと送り込んだ。その後、母は官員の苦しみから抜け出すため、官員を殺し、自殺した。狐不帰は盤糸洞で修行に励み、数々の任務をこなしながら大きく成長した。

金鈴児

女性ばかりで構成されている狐族と盤糸妖族はいつも良好な関係を保っていた。狐族は資質の高い子供が生まれたら盤糸洞に送り込み、法術の修行を受けさせた。金鈴児はいちばん最初に盤糸洞に送り込まれた狐族である。彼女の美貌と気質はほかの妖怪を圧倒し、盤糸洞で一目を置かれる存在となった。しかし、狐不帰の出現によって金鈴児の存在がだんだん薄くなってしまった。唯一の男性として弟子入りした狐不帰はほかの女性妖怪を魅了し、人気者になっていた。人気者の座を奪われた金鈴児は嫉妬が生まれ、彼をいつか自分の下へ振り向かせようと決意する。

普陀山

門派特徴

治療、補助

門派紹介

鉄壁の力にて戦いの支援を生業とする門派。治療や死んだ仲間を蘇生させる奇跡の力を合わせ持つ。

慕雲天

慕雲天は15ヶ月懐胎して生まれた子供である。眉と眉の間に細い傷口のような亀裂があり、周りから不運の兆しだと言われた。しかし、父親の慕雲飛は周りに振り回されることなく、慕雲天を育て上げた。成長と共に眉と眉の間の亀裂がどんどん大きくなり、目のようなものに変化して行った。近年、大干ばつの影響で食糧が収穫できない年が年々続いていた。村人は慕雲天が災害をもたらしたと思い込み、慕雲天を燃やして神に捧げようとした。それで父親の慕雲飛は慕雲天を観音の廟に送り込んだ。観音菩薩は慕雲天を自分の弟子として受け入れ、三目童子と名付けた。

夢非煙

戦争の火種が耐えない状態が続き、民は日々危険に晒されていた。子供を産んだが育てる力がなく、川に赤ん坊を捨てる夫婦も少なくなかった。ある日、観音菩薩が南海で木のお盆に入れられて流れてきた赤ん坊を発見した。赤ちゃんが入っていたお盆に夢非煙と書かれた玉佩も一緒に入っていた。観音菩薩は赤ん坊を夢非煙と命名し、自分の弟子として育てることにした。