時は戦国時代。

中国全土を巻き込み、六国が激しい戦争を繰り広げていた。後に天下統一を成し遂げ、[始皇帝」と名乗ることとなる秦皇帝は、強大な軍事力を誇り、遠征を繰返し、六国を次々と滅ぼしていった。始皇帝は自らの力を誇示するために、各国で手に入れた国宝を一つに合わせ、神の力を封印し、龍の形に整え、[受命於天既壽永昌]の八文字を刻ませた【印章】を作らせた。

始皇帝が中国統一を成し遂げると、その功績から、後にこの【印章】は [この印章を得る者は、天下を得る]という伝説になり、中国全土に伝わっていった。


年月が流れ、始皇帝が亡くなり、全土の統一が再度乱れ始めた。各地で災害が続き、百姓は苦しみに耐えきれず、続々と旗を揚げ、抵抗軍を結集した。西涼大将軍、董卓は混乱に乗じ、皇帝を襲い、印章を渡せと要求した。皇帝の側近は皇帝の無事を思い、既に作らせていた偽物の印章を渡した。董卓は偽物だと知らずに、天下を取った気になった董卓は傍若無人に振る舞った。董卓の暴虐ぶりに耐えかね、各地で董卓を討伐するための連合軍が集められ、袁紹を統領とし、董卓に向け一気に進軍を始めた。



連合軍に全く歯が立たたない董卓は、印章を残し撤退した。印章が残されているという話を聞いた各諸侯は、我が先にと董卓の城に駆けつけ、連盟軍は互いに戦いを仕掛け、争奪を始めた。後に、連盟軍は「魏」「呉」「蜀」と三国に分かれ、各々印章を手に入れるため、天下を統一するため、世は再び乱世となった。



しかし、数多の英雄の求めた本当の【印章】は、結局誰も手にすることが出来なかった。

人々の記憶から忘れられ、合わせて戦国時代も終焉を迎えていった。

 

そして現代。

2000年以上の時を経て、【印章】に眠っていた戦いの魂が再び力を宿した。

【印章】の戦を求める魂が、人々を現代から過去へと誘う。

時空を超え、電波を超え、回線を超え、貴方を三国の世界へとタイムスリップさせる!過去にタイムスリップした貴方はかつて名を馳せた名将たちと共に力を合わせ、乱世を生き抜け!そして天下統一を目指そう!

舞台は戦国時代。史実にはない新たな三国志が今、始まる。