「カエサル帝国」は、西ローマ共和国が決起した後の西暦紀元前100年前後を原本に、架空の歴史を背景として設定されました。
その中の建築物、軍事は全てマリウス改革後の真実の歴史を依拠としており、共和国の分裂、各行省割拠、中央集権の衰弱、元老院の名ばかりで実態の無い動乱政治局面を虚構しました。

この戦乱の世は共和国の秩序はほぼ倒壊され、各地を荒らし回る賊はどこにでも蔓延っていました。
罪人、盗賊、野心家達はこれを期に、農村地帯に集結し都市ではばかりなく農村からも略奪行為を行っています。
彼らの移動速度はとても速い為、統治者達が派遣した軍隊達の体力は限界に達し、成果を遂げることはありませんでした。

ローマの統治集団内では揉め事が多発し、各省 の執政官中で妥協と強硬の両派に派閥ができました。
止むことのない罵りや、罵声は迫害や暗殺に変わり、最終行省を境界線とする割拠勢力を形成していきました。
多くの反乱軍が山野や都市に巣くい、留まることのない戦乱の世は幕を開けました。

この暗黒な年代で、割拠の領主、潜伏する反乱軍、侵入する野蛮民族の三種勢力は絡み合い、国民は戦火の被害者となりました。
郷里が破壊され困窮し流浪の身となった国民達は、それでも尚時代を先駆ける英雄を呼び続けました。
彼らを戦火から救い出し,昔の様な光り輝く文明のかけらを再度拾い集め、新しい文明社会を作り上げましょう!

貴方様は小さい町の執政官を勤めています。
手元の少ない資源を利用し、人口を増加、資源生産や建築に努力し、一歩一歩自分の軍備を発展していきます。
管轄下の民衆を指揮して他の領主からの略奪を阻止しましょう。
そして戦乱の世で自分だけの勢力を造り上げ、自分の伝記を作っていきましょう!